桃源空手とは、技術を競ったり技の優劣を評価したりする空手ではなく、
桃源(
Shangri-La)の文字に表されている通り、
俗世間を離れた平和な世界を表現するコンテンツです。今までとは少し違った
スローライフ(
Slow Life)の価値観で多くの
人に空手に親しんで頂くことを目的とし、私たち空手PRESSが大会等での取材活動を通じて見つけた言葉に表現することが
難しい、尊い空手の数々を皆さんに伝えたいという願いが込められています。
空手の技を映像化すると「スピードがどう」や「パワーがどう」や「キレがどう」などという目に見える部分ばかり
気にされることが多いと思いますが、もう少し違った角度で空手というものに今一度、向き合ってみては如何でしょうか?
それはきっと野に咲く花のように、とても尊い空手を感じることが出来ると思います。勝ち負けも大切かと思いますが、
それ以上に尊いものがきっとあるはずです。
私たち空手PRESSは、自らの強さを誇ったり、自らの勝利を自慢したりすることなく、ひたむきに空手と向き合っている
あなたの空手が最も尊いと信じています。そしてもっと単純に空手と親しめる環境づくりを目指して行きたいと思っています。
▼第一弾・・・
上杉ユミさん
▼第二弾・・・
佐伯志帆さん
▼第三弾・・・
Prayer for Peace
【名称について】
言葉を選ぶのに苦労をしました。便宜的に桃源空手となっておりますが全ての思いをこの言葉が表現できている
訳ではありません。可能な限り空手PRESSのメインメニューは四文字の漢字で表現したいと思っており、○○空手や
空手○○と表現するには二文字の漢字しか使えません。桃源のほかに、優美・清浄・無常・琉美などの候補がありま
したが原義を考えると思うような言葉は見つかりませんでした。文字数を無視するとシャングリラやユートピアなどの
幅のある言葉が使えるのですが、日本人である以上は日本語で特に漢字で表現したいという思いが強くありました。
そこで桃源という言葉を使用する事にしたのですが、これも100%の言葉ではないので足りない部分を上記で
説明するに至りました。人によっては桃源という言葉から中国を連想し、空手に相応しくないと思われる方も
いるかも知れないと心配もしておりますが、言葉の限界を映像が補ってくれていると思うので文字だけでなく、
心で目で桃源空手を感じて頂ければ幸甚です。 Le plus important est invisible