返信する: 保護者の立場から
- Re: 日本空手協会の全空連除名について
- 投稿者: ゲストさん 投稿日時: 2015-2-3 4:02
- オリンピックは昔からありました。
東京オリンピックだからつい盛り上がってしまうのでしょうが、オリンピックは昔からありました。
同じ流派なのに別々の団体があるという状況も昔からありました。東京オリンピックだからつい盛り上がってしまうのでしょうが、同流派で別々の団体や別々の会派というのは昔からのことです。
なぜ、そうなのか?
ひとつは、流派の個性や特徴によって、別々にならざるおえないからです。
ある流派は筋肉を酷似し、
またある流派は筋を主役とし、
またまたある流派ではバランスを命とする、といったように、
流派によって持ち味が違いすぎるので、
そもそも統一ルールで試合をすること自体がむずかしい。
実際、連盟ルールの試合では、参加選手が自分の流派の特徴を消し去って試合をしています。
競技としては成立しても、文化としては崩壊してしまいます。
よって、
このさい、流派は置いといて、競技として割り切って、
空手道ではなく、「空手みたいな競技」という名称でそれをやれば、オリンピックや統一ルールもありえるのでしょうが、
けっこう、しらけてしまうのではないでしょうか。
もし、流派らしさを残して、試合、つまり、他流派試合をするとしたら、降参制にするかドクターストップ制にするしかないでしょう。ただ、かなり危険な試合になりますから、現実的ではないでしょうが。
同じ流派なのに、別々の団体が出来上がってしまうのは、
各流派内での技の研鑽についての将来的考え方の違いや、
稽古方針の違いや、
それぞれが見いだした運営方針の意見の違いによって別々の道になってしまうと思います。
これについては、もともとは同じ流派なので、
話し合いでひとつにまとまることはできると思います。
確執が生まれている団体同士もあるでしょうが、
組織的や団体ができあがる前から流派があったわけですから、
原点回帰は可能だと思います。
ここは気持ちはひとつだと思います。
別々の流派が合流することはむずかしいはずです。
違うから別々なわけですから、同じにはなりません。
よって、
競技をするなら、流派は捨てて、
空手みたいな競技という名称の競技をみんなでやるしかないので、オリンピック委員会が、空手みたいな競技という新競技を受け入れてくれるかどうか?です。
他流派試合をやるなら、降参ルールかドクターストップルールでやるしかなく、非現実的です。
空手道の本質上、試合は、各流派ごとにやるしかないのではないでしょうか。
または、本質を捨てて、空手みたいな競技でいくか。
だから、もし、オリンピックに関わるなら、今から、至急、本格的に、流派無効のオリンピックのための空手みたいなカラテをつくりあげるしかないと思います。
同一流派内の各団体がひとまとまりになることはできると思います。