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admin2 さんの日記

2024
1月 17
(水)
23:56
孫子さんから学ぶ戦わずして勝つ
カテゴリー  桜梅桃李
タグ 
本文
何をもって勝ちと捉えるかという
定義の問題が難しいのだけれど、
まぁ、とりあえず勝負をする以上
は勝利したいと思うのは当然のこ
と。ただ、勝つことに夢中になり
過ぎて負け戦をするほど愚かなこ
とはないと思う。勝とうと思う前
に先ずは負けない努力の方が重要
なのではないかと考える。

 「戦わずして勝つ」は有名な言
葉であり、孫子の兵法関係の書籍
を読んでいただければと思う。

 これと似たような内容として目
的と手段、戦略と戦術がある。別
に可も不可もなく、好きなように
捉えて貰えれば良いと思うのだけ
れど、国家に関わる職務について
いる方々は相応に意識をして行動
をしていただけると非常に嬉しい。

 さてさて前置きが長くなってし
まったが、空手の大会において、
国民の安全と安心を守る桜田商事
が高校生と対戦する事態になって
しまっている。これを単なるゲー
ムと捉えても全く構わないのだが、
あくまでもそれは空手界の話であ
って、世間一般的に考えると桜田
商事は国家のトップ中のトップで
あり、また空手はスポーツ化した
と言えども武道性のある格闘技で
あり、オセロゲームやバドミント
ンやバスケットなどのスポーツと
は一線を画すのではないかと思う。

 もちろん、可も不可もなくて、
今や空手はゲームなのだから好き
にやったらいいとも思う。真剣勝
負をして高校生が桜田商事に勝て
るのが空手競技であることを空手
界が自ら世間に広めるという皮肉
なことにならないこと切に願うば
かりである。

 とにかく、このような状況にな
って勝算があって臨んだのか、単
に参加することに意義があるとし
て参加したのかはわからないが、
国の威信という訳ではないが、さ
すがに空手道の試合において桜田
商事が高校生に負けるなどという
シーン(実績)は個人的には見た
くないのが正直なところ。なので
今回ばかりは全力で桜田商事を応
援せざるを得ない。せめて初戦突
破くらいはして欲しい。

 なぜ、このような同じ土俵での
勝負に挑んでしまったのだろうか。
願わくば勝算があって、結果的に
も勝利して欲しいところだが、万
が一にも高校生に敗れたとして、
まぁスポーツまたはゲームだから
で構わないのだけれど、天下の桜
田商事が生徒に敗れるとなると、
捜査能力や状況判断能力や危機管
理能力に影響はないのだろうか。

 これまで桜田商事の素晴らしい
功績と戦績を知っているだけに、
仮に勝算もないのに高校生と同じ
土俵で勝負に挑んだならば一度く
らい服務規程にプラスして孫子の
兵法を一読していただいても良い
かも知れない。室井管理官だった
ら、どのような決断をしていただ
ろうか・・・。

 まぁ桜田商事もミスをすること
はあるので大したことではないけ
れど、これが自衛隊となると話は
別問題となる。さすがに自衛隊が
わざわざ負け戦に臨む訳にはいか
ない。それこそ戦略と戦術、国家
安全保障に関わってしまう。いく
ら平和ボケした日本と言えども、
日々、危険を顧みずに最前線に立
ち、自然災害派遣などで助けてい
ただいている自衛隊の皆さんに恥
を欠かせる訳には絶対行かない。

 とにかく今回ばかりは桜田商事
の勝利を願ってやまない。

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