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admin2 さんの日記

2024
1月 5
(金)
03:20
中村哲さんから学ぶ誰も行かない所
カテゴリー  桜梅桃李
タグ 
本文
気が付けば2024年になっていました。
ペシャワール会のWebSiteを探すのに
中村哲医師の名前で検索したら以前は
トップに表示されたのに今ではメディ
ア関係のWebSiteが上位にされるとい
う非常に不愉快な結果であったが世の
中そういうものだから可も不可もなく
受け入れる。

 2023年は失敗の連続だった。それで
も次に種を植えようとする人のために
も諦めないで耕すことを大切に走りき
った。

 河北杯のあとで美味しい手料理を御
馳走になり、冬山登山にもチャレンジ
することが出来た。登山そのものは天
候悪化で途中で撤退となったけれど、
最良を尽くせたので後悔はない。中村
哲医師の「誰も行かない所」という志
が僅かながらでも分かったような気分
になれて幸せだった。

 2023年を振り返って、これだけやっ
たのだから、他にやりようもなく、自
因自果を体感できたような気がしてい
る。過去の失敗への償いにもチャレン
ジした。相手がいるものもあり、因と
縁のタイミングもあるので、そう簡単
に上手くはいかないけれど、やれるこ
とは全てやれたと思う。

 2024年。山形蔵王から伯耆大山への
大移動。ワクワクが止まらない。元々
新年に対する思い入れは殆どなく、何
がおめでたいのか良く理解できていな
い。だから基本的に普段と変わらぬ時
間を過ごす。一応、区切りの年になる
2024年は危険な登山チャレンジ最後の
年となる。死ぬ確率は相応に高くなる
が、これまでの経験と準備、因と縁の
結果を試す年になるとも思う。

 移動時間が中途半端になってしまっ
たので足慣らしで和気アルプスを散策
してから伯耆大山へ。妙高、蔵王と敗
退続きだったので様々な思いが湧いて
しまうが思いを切りつつ中庸を心掛け
る。天候はイマイチ。登り始めると雪
が降って来た。今回も断念の可能性が
高いとは思いつつも一先ず計画通りに
行けるところまで行ってみる。

 途中、天候悪化で下山してくる人た
ちもチラホラ。ご来光待ちの人たちが
諦めて降りて来ていたので避難小屋付
近の情報を貰いつつ登る。かなり風が
強くなってきているようだが、相応の
準備はして来ているので、とりあえず
弥山まで行くことにした。ホワイトア
ウト一歩手前という感じか・・・。

 「誰も行かない所」に行く勇気が欲
しいところ。安全第一で進んでいくこ
とにした。連日悪天候だったのと恐ら
く年末の遭難事故等の影響からか誰も
足を踏み入れていない様子で完全なノ
ートレースだった。もしかしたら神様
がくれたチャンスではないかと思い、
進んでいく。視界が悪いので、風のタ
イミングに合わせて歩んでいく。

 それなりのナイフリッジで少しドキ
ドキしながら雪山を楽しむ。半分くら
い進んだところで奇跡が起きた。強風
がガスを飛ばしてくれて、うっすらと
太陽が見えて来た。もしかして・・・。
歩みを止めて数分待っていたら一気に
天候回復で快晴になった。あり得ない。

 振り返ると自分の足跡が見えた。こ
こを歩いて来たのかと・・・。そして
目指す剣ヶ峰まであと少し。そして、
ついに頂に立つ。振り返ると弥山の三
角点に数名の登山者の姿があって、こ
ちらに向かって手を振ってくれている。
どこの誰だか分からないけれど手を振
ってみる。久しぶりの充実感。だけど、
無事に下山するまで気を緩めるわけに
はいかない。雪の状態も良くはなかっ
たので早々に撤退することに。

 夢のような時間を過ごし、また一つ
後悔を減らすことができたような気が
している。正直、途中で滑落しても諦
める覚悟はしていたつもり。ただ、そ
のときは人様に迷惑をかけてしまうだ
ろうから、仕方ないと思える状態まで
準備をして無理をせずに中庸でのチャ
レンジでした。

 実際には大した登山でもないし、大
袈裟に書き過ぎている感も否めないの
ですが、甘く見過ぎてもいけないです
し、極端に恐れてもいけないので、や
はり中庸ということになりますね。あ
とは自因自果の総合評価を受け入れる
覚悟だけですね。

 一応、無事に戻れない可能性がある
ので、登山前には相応に身辺整理して
出発します。そして入念な計画と準備
をして、あとは登るだけ。実際の登山
そのものは体力勝負なだけで淡々と登
る感じ。登頂後は安全に下山すること
に留意。だいたい足を滑らせたりする
のは下山時なので子供の頃に教わった
家に帰るまでが遠足が鉄則。

 無事に下山すると過去の小さな失敗
などがどうでも良くなる気がしている。
生きて戻れただけで充分であるという
気持ちにさせてくれる。有難いことで
ある。それから特定少数になるけれど
下山の無事を喜んでくれる人がいるの
も非常に有難いことだったりします。
感謝の気持ちをできるだけ具現化でき
るように努力したいと思わせてくれる
のも登山の魅力のように思います。

 大山では予備日を設けていたので、
無事に日帰りできたので、そのまま移
動して氷ノ山にも登って来ました。こ
ちらも運が良くて、午後から雨予報だ
ったのですが山頂避難小屋に到着する
なり僅かながら晴れ間が現れて、景色
を堪能することが出来ました。なかな
か思うように行かないことが多い中で
2024年は幸先が良くて少し怖いくらい
です。今後も中庸を心掛けつつ中村哲
医師のような「誰も行かない所」に足
を運べる人になれたら嬉しいです。

 大自然を満喫してから人の世界に飛
び込むと相変わらず難儀なことが多い
ですね。別に可も不可もないのですが、
和の文化が失われ、武田先生の言葉を
借りるなら「今だけ金だけ自分だけ」
が流行し、空手も例外ではありません。
 とにかく惑わされないで和而不同で
ありたいと思います。

 明日から桃太郎杯です。そろそろ寝
て大会に備えます。

山形蔵王敗退

大山(弥山)到着時

決断のとき

誰も行かない所

自分の足跡

感謝しかない

大山(剣ヶ峰)頂上

これは氷ノ山


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