協賛広告
  

  
TOP  >  活動報告  >  admin2  >  守破離の離  >  最終的には不立文字だけど

admin2 さんの日記

2022
11月 21
(月)
19:05
最終的には不立文字だけど
カテゴリー  守破離の離
タグ 
本文
思いを伝えたり、気持ちを伝えたり、注意事項
を伝えたりと人は言葉に大きく依存している。
言葉は非常に便利であるし、意思疎通を図る上
でなくてはならない存在ともいえる。しかし、
言葉の持つ意味や理解に齟齬が生じると真逆の
効果を生み出したり、ときには人を傷付けてし
まうことさえある。

 言い放った言葉は、放った側と受け取った側
でにおいて同じとは限らない。むしろ、正しく
伝わらないことの方が多いかも知れません。私
自身もこうして活動報告や時には新聞社に記事
を送ったりして、言葉を間違えてしまっていた
り、使いまわしによって異なる解釈となる恐れ
がある言葉があったり、いろいろと難儀する。

 常に正しい言葉でと思いつつも、折々に間違
った言葉を使っていた方が読み手も間違いが多
い文章と捉えて貰った方が、より正しく伝わる
可能性もあったりする。いずれにしても言葉は
本当に難しい。受け取る相手側の知識や経験や
性格によっても称賛したつもりの言葉を不愉快
に感じてしまったり、遠回しに問題点を指摘し
たつもりが褒められたと勘違いして感謝されて
しまうこともある。いずれにしても相手があっ
ての意思疎通なので思い通りに行き難いのは当
たり前だと思った方が気が楽である。

 先日の登山で発見した看板の写真を最下部に
掲載しておく。「緊急避難場につき、キジ打ち
等禁止」と書かれている。現在となっては、ま
るで落語のようである。これは小便禁止という
感じの言葉になるのだが、全く意味がわからな
い人もいるかと思う。業界用語または隠語に近
い内容であるが、特に日本語は解釈の難しい言
葉が多く、誤解や間違いを非常に招きやすい。

 とても洒落の効いた看板なのだが、想像する
に言葉の意味が理解できずに、この看板を目に
しながら立ち小便をされた方が過去に居たはず
であると想像できて面白い。その人が、いつか
ここで避難せざるを得ないときに、初めて言葉
の意味について思い知らされるのだろうとは思
うけど、そうした因と縁が重なるとは限らない
部分もあって、トータルで過不足がなくて本当
に世の中は良く出来ていると思い知らされる。

 基本的には伝わらなければ意味がないのだが、
ここも微妙で、すぐに伝われば良いものもあれ
ば時間の経過や当事者の経験に比例して徐々に
伝わった方が良い場合もあり、因と縁のタイミ
ングも難儀であったりする。

 空手においても言葉の問題を感じるときがあ
る。例えば、幼稚園生の組手試合で、場外など
でペナルティを与えられる際に「赤、忠告!」
なんて幼児に向かって言っても意味は殆ど通じ
ていない。ルールありきなら、これで良いのか
も知れないが教育を含めるならば、「白い線の
外に出たらダメですよ!」とか「相手に当てち
ゃダメですよ!」とか補助用語を使うのもアリ
だとは思うのだが、法律(ルールブック)あり
きなら審判も余計なことはできないのだろう。

 他にも「応援は拍手のみで!」これも伝わり
にくい言葉である。言葉そのものの誤解もあれ
ば感情的な部分による理解不足もある。試合中
も声を出せる立場の人が何名かいる。その人が
選手の名前を読んだり、声をあげると、それに
釣られて応援者が名前などを声掛けしてしまう
場合がある。他にも絶妙な技が決まったりすれ
ば当然ながら「おぉ!」などと声が漏れること
がある。

 他にも個人的な主観なので間違っている可能
性が高いことを承知の上で敢えて書くとお互い
に「少しくらいなら仕方ない」とか何でも杓子
定規にするのもいかがなものか・・・。という
感じの日本文化らしい一面もあったりして前後
というかトータルで過不足のないようにバラン
スを保っている部分もあるのかなと思う。この
白黒をハッキリさせない日本文化特有の曖昧さ
は個人的には難儀ではあるけれど大好きな文化
ではある。人間だから左に行き過ぎるときもあ
れば右に行き過ぎるときもある。少しくらいは
許容範囲で、大きく外れたら注意して方向修正
する。う〜ん、とても厄介だけど優れた日本文
化のような気がしている。

 1mmでも外れたらダメなものはダメ。誰に
でも分かりやすく、法律を整えて白黒をハッキ
リさせる欧米文化よりは昔ながらの日本文化の
方が個人的には好きだけど、それは昭和生まれ
の私の考えであって、今はとにかく隙あらば裁
判をして勝利を得て少しでも有利に得に物事を
進める時代ですから、それはそれでトータルで
過不足なく、特に否定するものでもありません。

 

閲覧(180)
コメントを書く
コメントを書くにはログインが必要です。
お願い
情報提供、肖像権、著作権、誤字脱字、訂正変更、削除依頼など、お気軽に下記までご連絡下さい。
WEB:お問合せ  MAIL:admin@wkf.jp