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admin2 さんの日記

2020
8月 9
(日)
22:26
森妃世さんへ
カテゴリー  一般公開
タグ 
本文
 改めましてメールを頂きましてありがとうございました。

 このサイトを閉鎖しようかと思っていたところに予期せず頂いた
メールでした。どれだけ心が救われたことか、言葉では表現しきれ
ません。そして、思えば受付申込を開始したばかりの時の不安を払
拭してくれたのも森さんでした。感謝しても感謝しても感謝しきれ
ぬ思いで一杯です。
 気持ちが先に出てしまって、言葉にしていくのが大変なくらいで
すが、今の思いを素直に綴ってみたいと思います。

 新型コロナウイルスの影響によって全国選抜大会に続いてインタ
ーハイまでもが中止となりました。本当に残念なことでした。大会
の相談を受けた際は、空手PRESSとして出来ることは全てやろ
うと決めました。それは高校生たちのためというのもありましたが、
やはり自分たちのためにも恩返しをするには今しかないと感じたか
らです。

 いろいろと準備をして、いざ大会申込をスタートさせました。果
たして本当に参加者は来るだろうか・・・。何度も何度も同じペー
ジをリロードして、今か今かと参加者を待っていました。そして一
番最初にエントリーしてくれたのが能瀬先生(森さん)でしたね。
最初の一歩を踏み出してくれたこと、様子が見えない中で決断し、
思い切って申し込んでくれたこと、それを応援してくれた能瀬先生
のことなどなど。どれ1つ思い返しても有難いことばかりでした。

 私たちに力を与えてくれた森さんに対して何らかの恩返しをした
いと考え、最初に申し込んでくれた森さんを紹介できないかと考え
ました。そして例の記事へとなりました。何とも怪しい謎めいた文
章を能瀬先生に送ってしまいました。初めてのことですから、手順
がわからなかったのですが、とにかく必死にメールを書いたことだ
けは鮮明に記憶をしています。失礼かと思いますが、正直に申しま
して今まで伺ったことのない学校名で、しかも女子校だったので、
断られてしまっても仕方ないと思いつつも、出来る限りのことはや
ろうと思っておりました。

 先生とのメールをやり取りしていく中で少しずつ森さんのことが
わかって来ました。文章等を拝見して行く中で調べてみたら約10
年くらい前の全日本少年少女大会に出場していることがわかり、当
時の写真データを探していたら森さんの写真を発見することが出来
ました。これもご縁なのかなと思いながら数点の写真を引っ張り出
しました。他にも岡田さんの後輩という事も分かったりして、嬉し
くなりました。岡田さんとも不思議なご縁があったりしたので、と
にかく見えないパワーが感じられて大いなる勇気を貰いました。

 そして最終的に378名のエントリーがあり、375名から第一
ラウンドと第二ラウンドの映像を拝受しました。数字で378名と
か375名とか書いていますが、1人1人にそれぞれに思いがあり、
そして参加した人だけでなく、参加できなかった人や参加を応援し
てくれた仲間や関係者のことを思うと単純に数字で表すのも如何な
ものかと思っていたりします。恐らく、「そうじゃない」と感じて
いる人もいるのではないかと思っています。でも言葉で伝えるには
こういう感じの方法しかなく、気持ちを正しく捉えられていない自
覚もあったので心苦しい面が今でもあります。

 筆者は全ての映像を拝見しました。これを見たら空手の素晴らし
さが伝わるだろうなと思いつつも、これらは当然ながら見世物では
ないし、技術だけを評価するようなことは失礼なのではないかと思
うようになりました。本当に一人一人が思い思いに演武をしてくれ
ていて、こうした思いの積み上げによって空手というものが成り立
っていることを感じました。公園や草むらで演武をしてくれた子や
自宅のソファなどを移動させて場所を作って演武をしてくれた子や
普段は組手しかやらない感じの子や体育館横のステージで他の部活
動の子たちの目に晒されながらも大きな気合で頑張ってくれた子、
とにかく、あの映像を見たら「空手とはなにか?」を問わずにはい
られない気持ちになりました。

 もちろん考え方や価値観は人それぞれなので何かを押し付けよう
とは全く思いませんが、実際に空手をやっている皆さんの思いと、
別の立場や環境から見ている方々との空手に対する思いや情熱の差
のようなものを感じてしまったのは事実でした。まぁ、いろいろあ
って無事に大会が終わり、何事もなかったかのような日々がやって
きました。その後も筆者は「空手ってなんだろう?」と自問自答す
る日々が続いておりました。

 あのとき、真っ暗になるまで何度も何度も繰り返し撮影(演武)
してくれた森さんの思い、他にも縁があって交流をさせて貰ってい
た3年生や先生方がいて「空手ってなんなんだろう?」という思い
が頭から離れることはありませんでした。そんな中でも支えてくれ
たり、励ましてくれたりする仲間がいて、とてもとても小さなこと
ではあるけれど、お互いに少しでも相手を喜ばせようという想いを
持っている人たちと協力して、本当に小さいことだけど出来ること
を見つけては小さなチャレンジを繰り返しました。

 そして、とりあえず、やり切れたと思います。結果は理想通りに
は行きませんでしたが全力を出し切りました。それは森さんも参加
してくれた3年生たちも同じなのではないかと思っています。そし
て、もうやり切ったからいいかなと思っておりましたが、だからこ
そ発見できたものがあり、そして森さんをはじめ、心通う人たちか
らの声が届くようになりました。

 そして思いました。これで良いのだと。筆者のやりたいことは、
これだったのだと気が付いたのです。だから、今後は礼儀を弁えた
人たちの支えとなるような、そういう人たちの役に立てるように、
今回得たこのスプーンを使って精進して行こうと・・・。
 恐らく、海の水を空っぽにするのは厳しいとは思うけれど諦めた
らそこで試合終了です。簡単な方法を探そうと試行錯誤することに
時間を使わずに、ただひたすらに目の前の小さな一搔きに集中して
行こうと思えるように至りました。

 どれだけやっても効果はないかも知れませんし、無駄だと思う人
もいるかと思います。馬鹿にされてしまうかも知れません。でも、
自分がそれをやりたいと思っているので、それで良いと思います。
 そして結果は大して変わらなくても、誰も見ていなくても、この
一搔きを実行した事実は変わらないですし、何より自分だけは自分
が何をやって来たのか知っています。森さんのメールは誰かに見せ
るために送られたものではありません。誰かに見せるつもりもあり
ません。ただ事実として筆者の心が救われたのは間違いありません。

 森さんも私も恐らく、目に見える何かを手にした訳ではありませ
んが、明らかに手に入れたものがあると思っています。だとすれば、
少なからず他にも同じような人がいるのではないかと勝手に想像す
るだけで再び前に進んで行けるのではないかと思えるようになりま
した。有り難いことに実は、まだまだ御礼を伝えなければならない
人たちがいます。森さんのお陰で、再び歩き出して行けそうです。
お互いの目標に向かって一歩一歩と歩んで行きましょう!
この度は、希望の光を与えて頂き、ありがとうございました。

野邊より


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